韓国・今年1~7月、外国人賃金未払い70億円…製造業・建設業に集中

AI要約

今年1~7月の外国人勤労者の賃金未払い規模が700億ウォンに達し、事業者の規模が小さいほど未払い金額が大きかった。

外国人勤労者1万4913人に対し、699億3900万ウォンの賃金が未払いとなり、製造業や建設業が未払い金額の多くを占めた。

事業者規模別や業種別において、未払い金額の分布が異なり、製造業で最も多かった。

韓国・今年1~7月、外国人賃金未払い70億円…製造業・建設業に集中

【09月16日 KOREA WAVE】韓国で今年1~7月の外国人勤労者の賃金未払い規模が700億ウォン(1ウォン=約0.11円)に肉迫したことがわかった。会社の規模が小さいほど未払い金額の規模が大きかった。産業別では製造業と建設業に集中した。

雇用労働省の「外国人勤労者賃金未払い現況」によると、今年1~7月の外国人勤労者賃金未払い金額は699億3900万ウォンだった。

4124カ所の事業者で外国人1万4913人に賃金をまともに支給しなかった。具体的には、賃金503億100万ウォン、退職金180億7000万ウォン、その他15億6900万ウォンが支給されなかった。最近5年間の傾向を見れば、毎年1200億ウォン前後の外国人賃金未払いが発生している。

事業者規模別に見れば、5人未満の事業者から343億7400万ウォンの賃金が支給されなかった。5~29人283億600万ウォン、30~99人47億6400万ウォン、100~299人22億9000万ウォン、300~499人1億7200万ウォン、500人以上2700万ウォンの順だ。

業種別では製造業で306億6700万ウォンで未払い金額が最も多く、これに建設業266億6000万ウォン▽卸売や飲食・宿泊業47億8600万ウォン▽金融保険不動産や事業サービス業33億400万ウォン――が続いた。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News