ミャンマー洪水、100人死亡か 台風影響、内戦状態で混乱

AI要約

ミャンマーで台風11号の影響による洪水が発生し、甚大な被害が出ていることが判明。死者は約100人と報じられており、被災者が孤立状態にある。

軍事政権は33人の死亡を発表したが、独立系メディアによれば約100人が死亡。ラジオ自由アジアは洪水や土砂崩れにより最低でも160人の死者が出たと報じている。

ネピドーやマンダレー、シャン州など広域で洪水や土砂崩れが発生し、状況は深刻。内戦状態が続く中、被災者は厳しい状況に置かれている。

 【バンコク共同】ベトナムなどを直撃した台風11号の影響で、悪天候が続いたミャンマーでも洪水が発生し、甚大な被害が出ていることが14日までに判明した。独立系メディアなどは死者が約100人に上ると報じた。各地で内戦状態が続き、被災者が厳しい環境で孤立しているもようだ。

 軍事政権は13日の声明で33人が死亡したと発表したが、独立系メディアは約100人が死亡したと報道。一方で米政府系のラジオ自由アジア(RFA)は首都ネピドーや中部マンダレー、北東部シャン州など広域で洪水や土砂崩れが起き、少なくとも計160人が死亡したと13日に伝えた。