台風11号の影響による大雨で洪水など発生…少なくとも61人死亡 ミャンマー

AI要約

台風11号の影響でミャンマーで大雨が発生し、洪水や地滑りなどの被害が出ています。死者は61人以上で、被害は拡大する恐れがあります。

首都ネピドーでも洪水が発生し、数百人が孤立している地区もある状況です。救助隊が3600人を避難させています。

ミャンマーでは内戦状態が続いており、人道支援を必要とする人々が多くいる中で、今回の洪水により人道危機がさらに深刻化する懸念がある。

一時「スーパー台風」に発達した台風11号の影響による大雨で、ミャンマーでは各地で洪水などが発生し、これまでに少なくとも61人が死亡しました。

ミャンマ―では台風11号から変わった低気圧の影響で大雨が降り、各地で洪水や地滑りなどの被害が出ています。

首都ネピドーでも洪水が発生し、救助隊が3600人を避難させましたが、依然として数百人が孤立している地区もあるということです。

地元メディアによりますと、13日朝の時点で判明している死者は、少なくとも61人に上っています。犠牲者の数は、さらに増えるおそれがあります。

3年前にクーデターが起きたミャンマーでは内戦状態が続いていて、国連機関によりますと、人口の3分の1にあたる、およそ1860万人が人道支援を必要としています。

今回の大雨による洪水で、人道危機のさらなる深刻化が懸念されています。