# 内戦
ダイヤモンド会社の依頼でスパイ工作、内戦に介入して戦況を左右…「民間軍事会社」の恐るべき力とは
ロシアの「ワグネル」によって、民間軍事会社の存在が多くの人々に認知された。一方、民間軍事会社の歴史上、避けて通れないのがエグゼクティブ・アウトカムズ社である。伝説的とも呼ばれる同社の成り立ちとは。※本稿は、菅原出著『民間軍事会社 「戦争サービス業」の変遷と現在地』(平凡社新書)を一部抜粋・編
「旧ユーゴを歩きながら考えた 平和は政治ではつくれない」東浩紀
批評家の東浩紀さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、批評的視点からアプローチします。* * * 旧ユーゴスラビアを取材で回っている。1990年代に凄惨な内戦が起きた場所だ。 冷戦崩壊前、この地域ではカトリックのクロ
仏に「内戦」招く、マクロン氏が極右と左派連合批判
[パリ 24日 ロイター] - フランスのマクロン大統領は、国民議会(下院)選を控え世論調査で優位に立っている極右政党「国民連合(RN)」と左派連合「新人民戦線(NFP)」について、フランスに「内戦」をもたらす恐れがあるとの認識を示した。24日配信されたポッドキャストの番
略奪や放火…強まるロヒンギャ迫害 ミャンマー戦闘のあおり受け
内戦状態にあるミャンマーで、長年迫害されてきた少数派のイスラム教徒ロヒンギャを取り巻く環境が悪化の一途をたどっている。西部ラカイン州では国軍と少数民族武装勢力「アラカン軍」の戦闘のあおりを受け、命を落としたり家を追われたりするロヒンギャ住民が急増。国連などは、国軍とアラカン軍の双方から弾圧さ
ルワンダ30年、長崎で追悼式 駐日大使「虐殺に反対の声を」
1994年に約80万人が犠牲となったとされるルワンダ大虐殺から今年で30年。長崎原爆資料館で17日、追悼イベントが開かれ、ムカシネ・マリー・クレール駐日大使が「私たちは皆、大量虐殺や憎悪がどこで起ころうとも反対の声を上げなければならない」と訴えた。 イベントは同国出身で内戦によ
「二つの中国」の真実 「抗日戦」に勝ったはずの蒋介石・宋美齢夫妻はかくして米国に“見捨てられた”
5月20日、台湾の新総統に民主進歩党(民進党)の頼清徳主席が就任した。台湾海峡を挟んで対峙する中国共産党・習近平政権は、両国を対等な関係とする頼総統を「台湾独立」派として警戒し、台湾の野党・中国国民党との連携を強めている。だが、そもそも米国の支援の下で「抗日戦」に勝利した中華民国=国民党は、
「中東の女性」イメージを覆す挑発的で美しい女たちのポートレイト
中東アジアに生きる女性たちを同様の経験をしてきた女性の写真家らが撮ると、どんなポートレイトになるのか。米紙「ワシントン・ポスト」記者が、世界的にも類を見ない写真展を批評する。米国ワシントンDCにある中東研究所のギャラリーで開催中(2024年5月9日~10月4日)の写真展「心よりも
イエメン沖で密航ボート転覆 ソマリア人ら49人死亡、140人不明
国際移住機関(IOM)は11日、イエメン沖で密航者を乗せたボートが転覆し、少なくとも49人が死亡、140人が行方不明になったと発表した。死者には女性31人と子供6人も含まれているという。 発表によると、ボートは9日未明、密航者260人を乗せて東アフリカ・ソマリアの海岸を出発し、
スーダン内戦「危機深刻」 地域機構トップ、協議停滞
東アフリカの地域機構「政府間開発機構(IGAD)」のウォックナー事務局長が10日、東京都内で共同通信のインタビューに応じ、内戦が続くスーダンは「深刻な危機」に陥り状況は悪化していると懸念を表明した。IGADが仲介する停戦協議は進展が見られず、日本を含む国際社会の関与が不可欠だと訴えた。
アメリカ人の心をざわつかせる映画「CIVIL WAR」、大統領選の前にガーランドが浮き彫りにした米社会の根本的な不安
>>>「CIVIL WAR」の画像ギャラリーページへ (元吉 烈:映像作家・フォトグラファー) 2024年4月、映画「CIVIL WAR(シヴィル・ウォー=内戦、市民戦争)」が公開された。監督は「エックス・マキナ」「アナイアレイションー全滅領域」などのイギリス人ア
5年ぶりミャンマーでサッカー日本戦 政変で情勢悪化、残る懸念
2026年サッカーワールドカップ(W杯)アジア2次予選で、日本代表が6日夜、ミャンマー最大都市ヤンゴンで同国代表と対戦する。ミャンマーで日本戦があるのは5年ぶりだが、国軍のクーデターを機にした治安の悪化が懸念されている。 ミャンマーでは2021年、国軍が民主的な選挙で選ばれた政
「ヤツらは子供たちを積み重ねて射殺した」国際社会が無視するスーダンの凄絶な状況
世界の目がイスラエルとハマス、そしてロシアとウクライナの戦争へ向いているなか、2023年4月から続いているスーダンの内戦は状況が悪化し続けている。ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は同国で「大量虐殺がおこなわれている可能性が高い」と警告し、支援の必要性を訴えた。スーダン政府軍
ミャンマー、ロヒンギャが犠牲か 反軍政が攻勢、西部の町を制圧
【バンコク共同】事実上の内戦状態のミャンマー西部ラカイン州で戦闘が激化し、仏教徒ラカイン族の武装勢力「アラカン軍(AA)」が20日までに、国軍支配地域だったブティダウンの制圧を宣言した。隣国バングラデシュとの国境に近く、居住していたイスラム教徒少数民族ロヒンギャが犠牲になったとの情報がある。