バイデン氏がトランプ帽着用 団結示す?写真話題に

AI要約

米民主党のバイデン大統領が、共和党のトランプ前大統領の名前が書かれた赤い帽子をかぶって笑顔を見せ、超党派で団結する重要性を強調。

バイデン氏は、9.11テロ事件23周年に合わせてシャンクスビルの消防署を訪れ、米国民が団結した過去の出来事を振り返り、党派を超えた協力の必要性を訴えた。

一方で、トランプ支持者の帽子と交換する行為が、ハリス副大統領への支持を差し引いている可能性も指摘されている。

 【ワシントン共同】米民主党のバイデン大統領が、共和党のトランプ前大統領の名前が書かれた赤い帽子をかぶって満面の笑みを見せる写真が話題を呼んでいる。ホワイトハウスは、超党派で団結する大切さを示すためだったと説明。だが大統領選でハリス副大統領の運動に水を差すと懸念する声も上がっている。

 バイデン氏は米中枢同時テロから23年となった11日、テロリストがハイジャックした旅客機が墜落したペンシルベニア州シャンクスビルにある消防署を訪れ、テロ後に米国民は団結していたとして党派を超えた協力の必要性を訴えた。市民と歓談した際、自身の野球帽をトランプ氏支持者の男性の帽子と交換し、互いにかぶりあった。