19歳の命奪った「泥酔ポルシェ」…韓国「警察は初動対応不十分」「刑が軽すぎる」遺族が怒りの行動

AI要約

韓国全羅北道全州市で発生した「ポルシェ飲酒運転死亡事故」に関連し、被害者の遺族が警察の初動対応と処罰の不十分さを指摘し再審議を要求。

事故は50代男性がポルシェで飲酒運転し、19歳女性が死亡する悲劇。警察の対応が非常に遅く、加害者の飲酒検査も2時間20分後になった。

国会の請願には7300人が同意し、5万人が同意すれば審査される。被害者遺族はもっと厳しい処罰を求めている。

19歳の命奪った「泥酔ポルシェ」…韓国「警察は初動対応不十分」「刑が軽すぎる」遺族が怒りの行動

【09月13日 KOREA WAVE】韓国全羅北道全州市(チョルラブクト・チョンジュシ)で発生した「ポルシェ飲酒運転死亡事故」に関連し、被害者の遺族が警察の初動対応が不十分で、処罰が軽すぎるとして再審議を要求した。

被害者遺族は国会の国民同意請願掲示板に「警察の軽い処罰が合理的か疑問だ。もし警察が事故直後に飲酒検査をしていれば、より高いアルコールが検出され、検察が強い処罰を求刑できた可能性がある」と主張した。

この事故は今年6月27日未明、全州市の交差点で発生。50代の男性がポルシェを飲酒運転し、小型車に衝突した。運転していた19歳の女性が死亡し、同乗していたもう一人の女性も重体となった。

警察は加害者を病院に搬送したが、身元確認や飲酒検査をしなかった。その後、加害者はコンビニで買ったビールを飲むなどして捜査を混乱させ、飲酒検査は事故発生から約2時間20分後になった。

全羅北道警察庁は対応が不十分だったと判断し、4人の警察官のうち1人に減給1カ月、他の3人には警告の処分を下した。

この請願には9日午後10時半現在7300人が同意しており、10月6日までに5万人が同意すれば国会で委員会の審査を受ける。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News