トラックに衝突し相手にケガさせた疑いで…30歳男性を“誤認逮捕”「自分が運転した」と話す別の男が現れ判明

AI要約

愛知県西尾市で車とトラックが衝突し、30歳の男性が誤認逮捕される事件が発生。

トラック運転手がケガをし、警察官によって男性が過失運転致傷の現行犯で逮捕されるが、後に誤認逮捕が明らかになる。

実際の運転者はベトナム国籍でアルコールが検出され、一部の容疑を否認しつつ逮捕された。

トラックに衝突し相手にケガさせた疑いで…30歳男性を“誤認逮捕”「自分が運転した」と話す別の男が現れ判明

 愛知県西尾市で11日、車でトラックと衝突し、運転手にケガをさせたとして30歳の男性が誤認逮捕されていたことがわかりました。

 愛知県警によりますと11日午後2時半ごろ、西尾市楠村町で、乗用車が電柱に衝突し、弾みで対向車線を走っていたトラックに突っ込みました。

 この事故でトラックを運転していた25歳の男性が、軽いケガをしました。

 通報で駆け付けた警察官は事故後、車の運転席から出てきたという目撃情報などから30歳の無職の男性を過失運転致傷の現行犯で逮捕しましたが、男性は、逮捕された際「運転していない」と容疑を否認していました。

 その後、乗用車に乗っていた別の男が現場に戻り「自分が運転した」と説明したことなどから、誤認逮捕が判明したため、男性は釈放されました。

 現場に戻ってきたベトナム国籍のグエン・ディン容疑者(34)の呼気からは、基準値を超えるアルコールが検出されため、警察は酒気帯びやひき逃げなどの疑いで逮捕ました。

 調べに対しグエン・ディン容疑者は「お酒を飲んで運転して事故を起こし、相手にケガをさせたことは間違いないが、通報を依頼した」と容疑の一部を否認しています。