「赤・白で三日月と星」 国旗取り違えで4人逮捕 チュニジア
AI要約
チュニジア国鉄本社で誤ってトルコ国旗が掲揚され、4人が逮捕される事件が発生した。
両国旗の類似点や違いについて、インターネットで拡散された動画が物議を醸した。
チュニジア国鉄はトルコ国旗の撤去と謝罪を行い、取り違えの原因を説明している。
【AFP＝時事】アフリカ北部チュニジアで、チュニジア国鉄（SNCFT）本社に誤ってトルコの国旗が掲揚され、職人4人が逮捕された。現地メディアが11日、報じた。
両国旗はいずれも赤地にイスラム教国の特徴である三日月と星があしらわれ、酷似している。トルコのものは赤地に白で三日月と星が描かれているが、チュニジアのものは赤地の中央に白い円、その中に赤い三日月と星が描かれている。
最近インターネットで拡散された動画に、首都チュニスにあるチュニジア国鉄本社屋上に掲げられたトルコ国旗が映っていたのを受け。同社は正式に謝罪。4人が逮捕された。
チュニジア国鉄は10日、誤って掲げたトルコ国旗を撤去したと発表。取り違えを謝罪し、調査を開始したとしていた。
同社によると、トルコ国旗は誤って購入され、職員も「気付かずに掲揚した」。
現地メディアは11日、職員4人が逮捕されたと伝えたが、4人の身元や罪状には言及していない。【翻訳編集】 AFPBB News
