アルゼンチンCPI、8月は前月比+4.2%に加速 予想上回る

AI要約

アルゼンチン国家統計センサス局(INDEC)が8月の消費者物価指数を発表し、前月比4.2%上昇、前年比では236.7%上昇した。

インフレ率の伸びが加速し、生活費、公共料金、教育、輸送費用がインフレを押し上げた。

コスト高騰により貧困率が20年ぶりの高水準に達しているという最近の調査結果もある。

アルゼンチンCPI、8月は前月比+4.2%に加速 予想上回る

[ブエノスアイレス 11日 ロイター] - アルゼンチン国家統計センサス局(INDEC)が11日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前月比4.2%上昇し、前月から伸びが加速した。アナリストは3.9%に鈍化すると予想していた。

前年比では236.7%上昇し、なお世界最高水準。ロイターがまとめた予想の235.8%も上回った。

INDECは、前月比のインフレ加速は生活費、公共料金、教育、輸送費用が押し上げたと分析した。

前月比インフレ率は5月から4%前後で推移している。

一方、最近の調査によると、コスト高騰により今年の貧困率は少なくとも20年ぶりの高水準に達している。