マイク消音の討論会、ハリス氏は表情で考え伝える 米大統領選

AI要約

10日の米大統領選討論会で、トランプ前大統領とハリス副大統領のやりとりが注目された。

ハリス副大統領はトランプ氏の発言に疑問や不快感を示す表情を見せ続けた。

ハリス陣営は討論中にマイクをオンにするよう求めたが、受け入れられなかった。

マイク消音の討論会、ハリス氏は表情で考え伝える 米大統領選

(CNN) 10日の米大統領選討論会でトランプ前大統領が中国に関する質問に答えている際、ハリス副大統領は信じられないといった表情をしきりに見せた。眉をひそめて顎(あご)を下げ、トランプ氏に答えに対して「事実ではない」という口の動きを見せる場面もあった。

中国が「台湾から半導体を購入した」というトランプ氏の発言の後には、ぽかんと口を開け、首を横に振った。自身がトランプ氏の政策の一部を採用したとの発言に対してもハリス氏は首を振り続け、トランプ氏に「マルクス主義者」呼ばわりされると、眉をひそめて頭を後ろに傾けた。

トランプ氏がハリス氏の父親をマルクス主義者と呼んだ際には、片手を顔に持っていき、身ぶりで軽蔑心を伝えた。

ハリス陣営は討論中にマイクをオンにするよう求めていたが、これは受け入れられなかった。