米大統領選討論会 初の直接討論 ハリス氏「トランプが残した混乱を片付けている」

AI要約

11月5日の米大統領選に向け、民主党のハリス副大統領(59)と共和党のトランプ前大統領(78)が初のテレビ討論会を行った。

ハリス氏は中産階級の育ちであり、労働者や中産階級を支援する計画を持っていると主張。一方、トランプ氏は経済政策を痛烈に批判し、国の状況を最悪だと表現した。

トランプ氏はハリス氏とバイデン政権を非難し、国を破壊したと述べた。

米大統領選討論会 初の直接討論 ハリス氏「トランプが残した混乱を片付けている」

11月5日の米大統領選に向け、民主党のハリス副大統領(59)と共和党のトランプ前大統領(78)が直接対決する初のテレビ討論会が10日(日本時間11日午前)、接戦州の東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで始まった。

冒頭で2人は握手をしてスタート。司会者から経済の話をふられると、ハリス氏は「私は中産階級に育った。私は米国の中産階級や労働者を引き上げるための計画を持っており、米国民の夢を信じている」と主張。「ドナルド・トランプが私たちに最悪の公衆衛生などの状況を残した。私たち(バイデン政権)が行ったのは、ドナルド・トランプが残した混乱を片付けることだ」と述べた。

一方、トランプ氏は副大統領であるハリス氏の経済政策を痛烈に批判。「インフレによって私たちの国は分断され、最低の状況だ。おそらく米国の歴史上、最悪だろう。刑務所や精神病院から何百万人の人々がこの国に流れ込み、彼らが町を乗っ取っている。彼女(ハリス氏)とバイデンは国を破壊した」と述べた。