第6回マカオ行政長官選、岑浩輝氏が立候補届を提出…元・終審裁判所長

AI要約

マカオは2024年に五年に一度の行政長官選挙を迎えており、第6回目が10月13日に実施される。候補者の一人である岑浩輝氏が立候補届を提出し、383人の選挙委員会委員から支持を得ている。

岑氏は出馬を正式表明後、各界の選挙委員会委員らと協力し、施政理念への支持を広めてきた。選挙事務所スタッフへの感謝も述べている。

第6回マカオ行政長官選、岑浩輝氏が立候補届を提出…元・終審裁判所長

 マカオは今年(2024年)五年に一度のマカオ特別行政区行政長官選挙イヤーを迎えている。マカオ行政長官はマカオの首長にあたり、今年の第6回行政長官選挙は10月13日に実施されることが決まっている。

 9月10日午前10時、先に第6回行政長官選挙への出馬意向を表明していた元・マカオ終審裁判所長の岑浩輝(サン・ホウファイ)氏(62)が代理人の李煥江氏、岑氏選挙事務所主任の葉兆佳氏、同副主任の陳家良らとともにマカオ半島・水坑尾エリアにある公共行政ビルを訪れ、行政長官選挙管理委員会に立候補届にあたる提名表(行政長官選挙委員会の委員が自らの支持を表明する署名を入れたフォーム)を提出した。

 マカオの行政長官選挙法の規定では、立候補の届出には400人いる行政長官選挙委員会の委員の中から少なくとも66人の署名を集めた提名表の提出が必要とされているが、岑氏の選挙事務所によれば、同氏は383人の選挙委員会委員から支持を得たとのこと。

 岑氏は前月(8月)28日に会見を開いて出馬を正式表明して以来、マカオ各界の行政長官選挙委員会委員らと相次いで面会し、署名集め及び意見・提案のヒアリングを進めてきた。同氏は立候補届の提出にあたり、施政理念への理解と立候補への支持をいただいた選挙委員会委員の皆様、また選挙事務所スタッフのたゆまぬ努力に心から感謝の意を表するとコメントした。