【速報】維新の藤田幹事長「県政の停滞は事実」斎藤知事に辞職と出直し選挙申し入れへ

AI要約

兵庫県知事のパワハラ疑惑に関連し、問題が発覚している。各会派が知事に辞任を求め、不信任案提出の方針を固めている。

日本維新の会も知事の対応に疑念を示し、出直し選挙で民意を問うべきとする申し入れを行うことを決定。

斎藤知事は百条委員会の調査に協力すると述べ、続投する意向を示している。

 兵庫県の斎藤元彦知事の“パワハラ”などの疑惑が告発された問題で、日本維新の会の藤田文武幹事長が9日、記者団に対し、「百条委員会、第三者委員会の調査結果は出ていないステージだが、職員らの証言から一定の事実が浮き彫りになっており、県政の停滞を招いたのは事実。出直し選により県民の信を問うべき」と語りました。

 斎藤知事の疑惑をめぐっては、6日に行われた百条委員会の証人尋問の後、兵庫県議会最大会派の「自民党」が、知事に辞職を求めることを決め、「公明党」や立憲民主系の「ひょうご県民連合」などが、同調する方針を示しています。さらに、「ひょうご県民連合」は19日から始まる県議会で、不信任案を提出する方針を固めています。

 これに対し、3年前の県知事選で初当選した際に斎藤知事を推薦した第2会派の「維新の会」は、「百条委員会での説明が県民の納得するものとは言いがたく、県政に支障が出ている」などとして、自民党などとは別に、知事に辞職を求めた上で、「出直し選挙」で民意を問うべきとする申し入れを9日午後に行うことを決めました。

 斎藤知事は9日午前、記者団に対し、「百条委員会の調査にしっかり対応し、県民の皆さんの暮らしや生活にとって大切な事業をこれからも進めていく」と述べ、改めて続投する考え示しています。