現職首長が全勝 ウクライナ国境クルスク州も ロシア地方選

AI要約

ロシアの統一地方選で現職や現職代行が全勝を果たす結果となった。

ウクライナ侵攻の影響で一部の選挙が延期されたが、投票率は上昇し、地元の命運に対する住民の関心が高いことが示された。

 ウクライナ侵攻を続けるロシア全土で統一地方選が8日まで行われ、同日の開票の結果、直接投票による21の知事・首長選で、政権与党「統一ロシア」などの現職と現職代行の全勝が確実になった。

 国営タス通信が伝えた。

 西部クルスク州では、ウクライナ軍の越境作戦で一部の選挙が延期されたが、知事選は実施。電子投票も併用し、投票率は5年前の前回選挙を上回った。勝利したスミルノフ知事代行は「住民は地元の命運に無関心でないことを示した」と述べた。