プーチン大統領、サウジ皇太子に謝意 米ロの身柄交換支援で
ロシアのプーチン大統領は、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子とトルコのエルドアン大統領に身柄交換の実現に対する感謝を表明した。
大規模な身柄交換では、ロシアで収監されていた米国人記者ら24人が釈放され、西側諸国で拘束されていた8人がロシアに、ロシアから西側に16人が引き渡された。
[ウラジオストク(ロシア) 6日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は6日、先月1日に行われた米国とロシアによる身柄交換の実現を支援したサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子に謝意を表した。
プーチン大統領は極東ウラジオストクで開催された会議「東方経済フォーラム」で、サウジアラビア皇太子がこの身柄交換の初期段階において積極的な役割を果たしたと表明。「拘束者の帰還に貢献した皇太子には非常に感謝している」と述べた。
このほか、仲介役を担ったトルコのエルドアン大統領にも感謝の意を述べた。
冷戦後最大となるこの大規模な身柄交換ではロシアで収監されていた米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のエバン・ゲルシコビッチ記者ら24人が釈放された。西側諸国で拘束されていた8人がロシアに、ロシアから西側に16人が引き渡された。