中国人スパイ疑惑のフィリピン前市長逮捕 有罪なら最長で懲役1200年以上の可能性も
フィリピンの前市長が中国人スパイ疑惑や犯罪組織との関係が疑われて逮捕された。
多数の罪状が告発され、裁判で有罪となれば1200年以上の懲役となる可能性がある。
現地メディアはグオ容疑者の裁判を取材し、事件の深刻さを報じている。
中国人スパイ疑惑のあるフィリピンの前市長が逃亡先のインドネシアから送還され、逮捕されました。今後、告発されている複数の罪で有罪となれば1200年以上の懲役となる可能性も指摘されています。
北部・バンバン市の前市長アリス・グオ容疑者はインドネシアからフィリピンに送還され、6日に収賄などの疑いで逮捕されました。
グオ容疑者は中国系の犯罪組織との関係が疑われているほか、フィリピン人になりすました中国人スパイとの疑惑も掛けられています。
現地メディアはグオ容疑者が告発されている87件の資金洗浄の罪で今後、裁判となり、有罪になった場合は最長で1200年以上の懲役となる可能性があるなどと報じています。