海上自衛隊の練習艦「かしま」がロンドンに寄港

AI要約

海上自衛隊の練習艦「かしま」がロンドンに寄港し、実習生ら330人が乗船して世界11か国を訪れる

練習艦隊司令官が実習生に現地の歴史や文化を学ぶよう指示

練習航海ではハラスメント防止対策を強化し、乗員のストレス対処にフォローアップを行う

世界一周の練習航海に出ている海上自衛隊の練習艦「かしま」が、イギリスのロンドンに寄港しました。

5日、ロンドンに到着した海上自衛隊の練習艦「かしま」には、初級幹部の実習生らおよそ330人が乗っていて、6か月ほどの間に世界11か国を訪問し、各国の海軍との共同訓練や親善交流などを行います。

練習艦隊司令官 西山高広 海将補

「(実習生には)イギリスの歴史や文化、習慣を寄港地の研修で学ばせたり、できるだけだくさんのものを見せて経験させて、現地の人とも触れ合ってもらいたい」

記者

「こちらの部屋では、自衛官9人が6か月近くを過ごすことになります」

防衛省や自衛隊ではハラスメント防止対策を強化していて、練習航海では狭い空間での集団生活が続くことから、乗員がストレスを抱えないよう定期的なチェックを行い、対応が必要な場合にはフォローアップを行うようにしているということです。