フランス新首相に75歳の元外相バルニエ氏 前任から一転して史上最高齢に

AI要約

フランスの新しい首相にミシェル・バルニエ氏が任命され、史上最高齢の73歳となりました。

バルニエ氏は中道右派の政治家で、EU側首席交渉官としても活躍した経歴を持ちます。

史上最年少の35歳で就任した前任の首相が、7月の国民議会総選挙で与党連合が敗北し辞任したことが背景にある。

フランスの新しい首相に元外相のミシェル・バルニエ氏(73)が任命されました。フランス史上最年少だった前任のアタル氏(35)から一転、史上最高齢の首相となります。

 フランスのマクロン大統領は5日、新しい首相に中道右派のミシェル・バルニエ氏を任命したと発表しました。

 農業・漁業相や外相などの閣僚を歴任したバルニエ氏は、イギリスがEU(ヨーロッパ連合)を離脱した際のEU側首席交渉官を2016年から2021年にかけて務めました。

 前任のガブリエル・アタル氏は今年1月に現在のフランスの政治体制「第5共和制」で史上最年少の34歳で首相に就任しましたが、7月の国民議会総選挙で与党連合が敗北したことを受けて辞任していました。

 新しい首相のバルニエ氏は現在73歳で、史上最高齢の首相となります。