ハリス氏、討論会のルールで合意 マイクはオフに

AI要約

民主党候補のハリス副大統領とトランプ前大統領の大統領候補討論会で、マイクを消音するルールの合意があったが、ハリス陣営が条件に異議を唱えた。

ABCはルールに合意したと発表し、重要な議論がある場合にはマイクをオンにする提案を示した。

記者団も討論会に参加し、両候補の発言を報道することができるという。

ハリス氏、討論会のルールで合意 マイクはオフに

(CNN) 11月に行われる米大統領選をめぐり、民主党候補のハリス副大統領の陣営が来週行われるトランプ前大統領との大統領候補討論会のルールについて合意したことがわかった。合意したルールの中には相手の発言中はもう一方の候補者のマイクを消音することが含まれる。情報筋が明らかにした。

それでも、ハリス陣営は4日午後、討論会を主催するABCに宛てた書簡で、マイクを切る条件について異議を唱え、これによってハリス氏が「不利」になると主張した。

ハリス陣営は書簡で、元検察官であるハリス氏が、トランプ氏との直接のやり取りを防ぐ形式によって不利になると指摘。このことがトランプ陣営がマイクを消音にすることに固執する主な理由だと疑っていると述べた。

ABCは4日、両陣営がルールに合意したと公式に発表した。

情報筋によれば、ABCはハリス陣営に対し、ハリス氏とトランプ氏の間で重要な議論が交わされた場合には、何が起こっているのかを国民に知ってもらうためにマイクをオンにすることもあり得ると提案した。司会者は、どちらかの候補者が頻繁に割り込むのを阻止するほか、視聴者に対しては何が起きているのか説明するよう努めるという。

情報筋によれば、両候補の発言を聞いて報道できる記者団も討論会の場に参加できるという。