ウクライナ新外相にシビハ氏 クレバ氏は副首相へ

AI要約

ウクライナのゼレンスキー大統領は、アンドリー・シビハ第1外務次官(49)をクレバ外相の後任に任命した。

クレバ外相には副首相ポストが提示されており、最高会議での審議が延期された。

シビハ氏は職業外交官出身であり、トルコ大使や大統領府副長官を経て、今年第1外務次官に就任した。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は、辞意を表明したクレバ外相(43)の後任に、アンドリー・シビハ第1外務次官(49)を充てる人事を決めた。

 与党「国民の奉仕者」幹部のアラハミア最高会議(議会)議員が4日、通信アプリ「テレグラム」で明らかにした。

 最高会議は閣僚任免を承認する権限を持つが、クレバ氏について4日に予定されていた審議と採決は延期された。アラハミア氏によると、クレバ氏には副首相ポストが提示されている。

 シビハ氏はクレバ氏と同様、職業外交官出身。2016年にコルスンスキー氏(現駐日大使)の後継として駐トルコ大使となり、大統領府副長官を経て、今年4月に第1外務次官に就任したばかりだった。