トランプ氏に選挙集会の“退場曲”使用差し止め命令 他ミュージシャンからも楽曲使用中止求める声相次ぐ

AI要約

アメリカの元大統領トランプが選挙集会で使用していた楽曲の使用を差し止める命令を受けた

南部ジョージア州の連邦地裁がトランプ陣営に対し、サム&デイブの楽曲の使用を差し止める命令を出した

トランプは選挙集会でよくこの曲を使用しており、他の楽曲の無断使用も問題となっている

アメリカのトランプ前大統領が選挙集会の際に頻繁に使用していた楽曲の使用を差し止める命令を受けました。

南部ジョージア州の連邦地裁は3日、トランプ前大統領の陣営に対して1960年代にヒットしたサム&デイブの楽曲「ホールド・オン・アイム・カミング」の使用を差し止める命令を出しました。

この曲の共同作曲者、アイザック・ヘイズ氏の遺産管理団体がトランプ氏の陣営が2020年から少なくとも133回、無断で曲を使用したなどとして使用の差し止めを求めていました。

アメリカメディアによりますと、トランプ氏側も使用停止に同意しているということです。

トランプ氏は選挙集会で演説を終えて退場する際、頻繁にこの曲を流していて、7月の共和党大会で大統領候補の指名受諾演説を行った後にも使用していました。

トランプ氏は先月にも映画「タイタニック」のテーマ曲を選挙集会で無断で使用したとして、セリーヌ・ディオンさんからSNS上で抗議を受けるなど楽曲の使用がたびたび、物議を醸しています。