ガザ地区で“ポリオ休戦”戦闘一時休止し子ども7万人以上がワクチン接種 テルアビブなどで反ネタニヤフの大規模デモ…停戦合意へ圧力高まる

AI要約

パレスチナ自治区ガザでは、子どもを対象にしたポリオのワクチン接種が始まり、7万人以上が受けた。

イスラエル軍とハマスは戦闘を一時休止し、地域と時間を限定して接種が行われている。

イスラエル当局はガザで拘束された人質6人の遺体の検視結果を発表し、6人は至近距離から撃たれて殺害されたことが明らかになった。

ガザ地区で“ポリオ休戦”戦闘一時休止し子ども7万人以上がワクチン接種 テルアビブなどで反ネタニヤフの大規模デモ…停戦合意へ圧力高まる

パレスチナ自治区ガザでは、1日から子どもを対象にしたポリオのワクチン接種が始まり、これまでに7万人以上が受けました。

1日から始まったポリオワクチンの接種のために、イスラエル軍とハマスは地域と時間を限定して戦闘を一時休止しています。

対象となる10歳未満の子ども約64万人のうち、初日は7万2千人以上がワクチンを接種したということです。

こうした中、イスラエル当局は、ガザ南部ラファで見つかったハマスに拘束されていた人質6人の遺体の検視結果を発表し、6人は発見される数日前に至近距離から撃たれて殺害されたと明らかにしました。

イスラエル国内では、ネタニヤフ首相にも怒りの矛先が向かっていて、テルアビブなどで大規模デモが行われた他、労働組合が全国的なストライキを宣言するなど、停戦合意への圧力が高まっています。