マカオ、2024年8月のインバウンド旅客数がコロナ前2019年同月を上回る約366万人に

AI要約

マカオ政府旅遊局(MGTO)は、今年の夏休みシーズンが終わりを迎え、2024年7~8月のインバウンド旅客動向を発表した。総インバウンド旅客数は約668.5万人で、2019年からの回復率は93.4%だった。

8月の月次インバウンド旅客数は2019年同月を上回る約366.3万人で、単日最多は8月4日に記録した約15.1万人。また、国際市場からの旅客数も前年を上回り、回復率は75.6%だった。

マカオ政府は旅客ソースのダイバーシティ化を進め、国際旅客ソースの回復度合いが今後の注目点となる。

マカオ、2024年8月のインバウンド旅客数がコロナ前2019年同月を上回る約366万人に

 マカオ政府旅遊局(MGTO)は9月1日、今年(2024年)夏休みシーズンが終わりを迎えたことを受け、今年7~8月のインバウンド旅客動向に関するレビューを発表した。

 臨時データによる今年7月1日~8月31日の総インバウンド旅客数は約668.5万人(延べ、以下同)、単日平均にして約10.8万人で、2019年同時期からの回復率は93.4%だったとのこと。

 また、8月の月次インバウンド旅客数は約366.3万人(単日平均約11.8万人)で、2019年同月の約362.3万人(約11.7万人)を上回ったという。なお、単日最多は8月4日記録した約15.1万人。

 このほか、今年7月1日~8月31日の中国本土・香港・台湾からを除く国際市場からに限った旅客数は前年同時期から29.8%増の33.6万人(単日平均5423人)、2019年同時期からの回復率は75.6%。

 マカオでは昨年1月初旬からアフターコロナがスタートし、インバウンド旅客の急回復が進んだ。今年については、2019年との比較でどの程度まで回復が進むか、また政府が旅客ソースのダイバーシティ化を推進する目標を掲げ、各種施策を打ち出す中、国際旅客ソースの回復度合いが注目点となる。