ロシア各地に「過去最大規模」ドローン攻撃 モスクワの製油所で火災

AI要約

ロシアで過去最大規模とみられるドローン攻撃が発生し、モスクワ市内の製油所では火災が発生しました。

ロシア国防省は171機のウクライナ側のドローンを撃墜したことを発表し、攻撃が西部クルスク州や首都モスクワで行われたことを明らかにしました。

ウクライナの石油関連施設へのドローン攻撃が続き、石油製品の生産量に関する統計が公表されなくなった可能性が浮上しています。

ロシア各地に「過去最大規模」ドローン攻撃 モスクワの製油所で火災

ロシアで首都モスクワなど各地に過去最大規模とみられるドローン攻撃があり、モスクワ市内の製油所では火災が発生しました。

ロシア国防省は9月1日、各地にウクライナ側のドローン攻撃があり、あわせて171機を撃墜したと発表しました。

このうちウクライナの越境攻撃が続く西部クルスク州には46機、首都モスクワと郊外には11機が飛来し、モスクワ市内の製油所ではドローンの破片が落下し、火災が発生しました。

ロシアメディアは、過去最大規模のドローン攻撃とみられると報じています。

ウクライナがロシア領内の石油関連施設などへのドローン攻撃を続ける中、ロシア連邦統計局は、石油製品の生産量に関する統計の公表を停止しました。5月にはガソリンの生産統計の公表も停止していて、攻撃により生産量が低下し、公表を避けた可能性もあります。