宮崎駿さんが“アジアのノーベル賞”受賞「複雑な問題に芸術を駆使して取り組んだ」
マグサイサイ賞は、フィリピンの財団によって毎年贈られるアジアのノーベル賞であり、映画監督の宮崎駿さんが今年の受賞者に選ばれた。
宮崎監督は、環境保護や平和の提唱、女性の権利保護など複雑な問題にアニメーションを通じて取り組んできた才能ある芸術家として評価されている。
授賞式は11月に予定されている。
「アジアのノーベル賞」と言われるマグサイサイ賞の今年の受賞者に、映画監督の宮崎駿さんが選ばれました。
マグサイサイ賞は、フィリピンの財団によって、毎年、アジアで社会に大きく貢献した個人や団体に贈られるもので、「アジアのノーベル賞」として知られています。
財団は31日、今年の受賞者に日本から宮崎駿監督を選んだことを発表しました。
財団は宮崎監督を、「環境保護や平和の提唱、女性の権利保護などの複雑な問題に、子どもにも理解出来るよう芸術を駆使して取り組んだ」などと評価しています。
そのうえで、「アニメーションを通し人間の在り方を照らし出すことに生涯をかけてきた才能ある模範的な芸術家を称える」としました。
授賞式は、11月に予定されています。