「郵便投票なくしたい」 ハリス氏の勢いに焦りか トランプ氏

AI要約

共和党のトランプ前大統領は、ペンシルベニア州での演説で投票開始の早さについて懸念を示し、特に郵便投票の廃止を訴えました。

民主党のハリス副大統領が勢いを増していることから、トランプ氏は焦りを見せたと報じられています。

大統領選の投票日についての動きや両陣営の期日前投票への取り組みが注目されています。

 【ワシントン時事】11月の米大統領選で勝利を目指す共和党のトランプ前大統領(78)は30日、激戦州の東部ペンシルベニア州で行った演説で「最近は投票開始が早過ぎる。郵便投票をなくしたい」と述べた。

 8月にレースに参戦した民主党候補のハリス副大統領(59)が勢いを増していることから、焦りを見せた発言と言えそうだ。

 大統領選の投開票日は11月5日だが、各州は郵便などによる期日前投票を認めており、最も早いノースカロライナ州では9月6日に投票用紙の発送が始まる。民主党支持層の方が期日前投票を好む割合が多いとされるが、トランプ氏陣営も演説会場に特設ブースを設置し、支持者に郵便投票を促していた。