トランプ氏の伝記映画が選挙前公開へ 陣営は「悪意ある中傷」と反発

AI要約

1980年代当時のトランプ前米大統領の姿を描いた伝記映画「アプレンティス」が、11月の大統領選を目前に控えた10月に米国で公開される見通しとなった。

イラン出身で北欧を拠点に活動するアリ・アッバシ監督の作品で、トランプ氏が政界のフィクサーとして暗躍した弁護士の手ほどきを受けながら「不動産王」として台頭する姿を描いている。

映画は米国の独立系配給会社を通じて10月11日に公開予定であり、フランスのカンヌ国際映画祭で初上映された際にはトランプ陣営からの激しい非難を受けた。

トランプ氏の伝記映画が選挙前公開へ 陣営は「悪意ある中傷」と反発

 1980年代当時のトランプ前米大統領の姿を描いた伝記映画「アプレンティス」が、11月の大統領選を目前に控えた10月に米国で公開される見通しとなった。複数の米メディアが関係者の話として伝えた。

 イラン出身で北欧を拠点に活動するアリ・アッバシ監督の作品。トランプ氏が、政界のフィクサーとして暗躍した弁護士の手ほどきを受けながら「不動産王」として台頭する姿を描いた。5月にフランスのカンヌ国際映画祭で初上映され、トランプ陣営は「悪意ある中傷」だと猛反発していた。

 「アプレンティス」はトランプ氏がかつて司会を務めたテレビの人気リアリティー番組と同題で、日本語では「見習い」の意味がある。

 米紙ニューヨーク・タイムズなどによると、米国では独立系配給会社を通じて10月11日に公開が予定されているという。【ニューヨーク八田浩輔】