ウクライナ、ロシア西部越境攻撃継続 2キロ前進=総司令官

AI要約

ウクライナ軍はロシア西部クルスク州で前進を続け、越境攻撃を行っている。

ウクライナは過去に約100の集落を制圧し、35キロ奥地まで進軍したが、進撃は行き詰まりが見られる。

ウクライナ東部でロシア軍との交戦は激化し、ウクライナ当局は同盟国に支援を要請している。

ウクライナ、ロシア西部越境攻撃継続 2キロ前進=総司令官

[キーウ 30日 ロイター] - ウクライナ軍のシルスキー総司令官は30日、ロシア西部クルスク州で過去24時間に最大2キロ前進し、現在も越境攻撃を継続していると言明した。

ウクライナは今月6日の越境攻撃開始以降、約100の集落を制圧し、35キロ奥地まで進軍したとしているが、その後の進撃には行き詰まりがみられる。

また、シルスキー氏によると、ウクライナ東部ドネツク州ポクロフスクではロシア軍が29日、防衛線の突破を試みたが失敗に終わった。

ポクロフスク方面へのロシア軍の前進を受け、ウクライナ当局は同盟国に対し、ウクライナ西部上空でロシアのミサイルとドローン(無人機)の撃墜を開始するよう繰り返し呼びかけている。

ウクライナ参謀本部によると、ポクロフスク方面への攻撃は29日に58回、30日の時点で36回にのぼる。

ロシア国防省は30日、ウクライナ東部で3集落を制圧したと発表した。