ハリス副大統領 勝利すれば「共和党から閣僚起用」を表明 米大統領選挙めぐり

AI要約

アメリカ大統領選挙で民主党の候補となったハリス副大統領が、共和党員の閣僚起用を明言し、党派を超えた指導者を目指す姿勢を示した。

ハリス副大統領は移民政策などのスタンス変遷について「新たな視点が生まれた」と説明し、自身の政策観と決断の根底には変わらぬ価値観があると述べた。

多様な意見を受け入れる姿勢や共和党員の閣僚起用を通じ、ハリス氏は政治の枠を超えて協力を重視する姿勢を示している。

ハリス副大統領 勝利すれば「共和党から閣僚起用」を表明 米大統領選挙めぐり

 アメリカ大統領選挙で民主党の候補となったハリス副大統領が、立候補の表明後初めてメディアのインタビューに応じ、勝利すれば共和党から閣僚を起用する考えを表明しました。

「私は多様な意見を受け入れることに、これまでのキャリアを費やしてきた。最も重要な決断を下す際には、異なる見解や経験を持つ人をテーブルにつくことが重要だと思う」(ハリス副大統領)

 ハリス副大統領は、CNNのインタビューで共和党員の閣僚起用は、「国民にとって有益だ」と明言しました。党派を超えた指導者を目指す姿勢を改めて強調した形です。

 ハリス氏はまた、移民政策でより強硬な立場に転じたことなど、スタンスの変遷を問われると、副大統領の経験から新たな視点が生まれたと説明しました。

 その一方で、「私の政策観と決断で最も重要な点は、私の価値観が変わっていないことだ」と述べました。(ANNニュース)