5歳児が3500年前のつぼ割る イスラエル博物館、展示方針変えず

AI要約

イスラエルのハイファにある考古学博物館が、つぼを割ってしまった5歳の少年と家族を招待することを明らかにした。

博物館は考古学の展示物を身近にする方針を持ち、つぼは保護ケースなしで展示されていた。

少年はつぼの中身が気になり引っ張ったことでつぼが割れ、博物館は展示方針を変えないとしている。

5歳児が3500年前のつぼ割る イスラエル博物館、展示方針変えず

 イスラエルのメディア「タイムズ・オブ・イスラエル」などによると、同国北部ハイファの考古学博物館はこのほど、約3500年前のつぼを誤って割ってしまった5歳の少年とその家族を、あらためて博物館の体験ツアーに招待すると明らかにした。博物館は「考古学の展示物を身近にする」方針をとり、つぼは保護ケースなどに入れずに展示されていた。今後も展示方針は変えないとしている。

 少年がつぼを割ったのは今月23日。父親にインタビューした英BBCの報道によると、ハイファ大学に併設されたヘクト博物館を家族で訪れていた少年は、つぼの中に何が入っているのかが気になり、強く引っ張ってしまったという。つぼは倒れ、ばらばらになった。