東京・小平市にある朝鮮大学校の学生ら数十人が平壌へ向け経由地の中国・北京を出発 別の学生たちも数回に分かれ11月までに平壌へ

AI要約

東京・小平市にある朝鮮大学校の学生らが、27日に北京を経由して北朝鮮の平壌に向かう際の様子を伝えた。

学生らは民族衣装を身に着け、段ボール箱を抱えて大型バスに乗り込み、北朝鮮への団体訪朝が厳しく制限されていた中で実現した初めての訪問となった。

今後、朝鮮大学校からさらに学生たちが平壌を訪れる予定であり、北朝鮮との人的交流の拡大が注目されている。

東京・小平市にある朝鮮大学校の学生ら数十人が平壌へ向け経由地の中国・北京を出発 別の学生たちも数回に分かれ11月までに平壌へ

東京・小平市にある朝鮮大学校の学生らが、北朝鮮の平壌(ピョンヤン)に向かうため、27日に経由地の中国・北京を出発しました。

日本時間の午前10時頃、北朝鮮へと向かう朝鮮大学校の学生や引率担当者ら数十人が、大型バスに乗って北京の空港に到着しました。

女子学生は白と紺の民族衣装、チマ・チョゴリ姿で、学生らの中にはキャリーケースのほか、複数の段ボール箱を運ぶ姿もありました。

北朝鮮が2020年1月ごろから、新型コロナ対策で外国からの往来を厳しく規制して以降、朝鮮大学校の団体訪朝は初めてです。

朝鮮大学校では、別の学生たちも数回に分かれて11月までに平壌に向かう予定で、今後、北朝鮮では人的交流が本格的に拡大するか注目されます。