ロシア、ウクライナに大規模攻撃継続 中部で1人死亡

AI要約

ロシア軍はウクライナに対する大規模攻撃を続け、夜間もキーウ周辺にミサイルやドローンを発射した。

ウクライナ軍も防空システムを展開して攻撃を撃退し、少なくとも1人の死者が出たと報告されている。

バイデン米大統領が攻撃を非難する中、ウクライナ空軍はロシアの飛行機の動向を監視し、ロシアは攻撃が重要なエネルギーインフラを狙ったと主張している。

ロシア、ウクライナに大規模攻撃継続 中部で1人死亡

[キーウ 27日 ロイター] - ロシア軍はウクライナに対する26日の大規模攻撃に続き夜間も首都キーウ(キエフ)周辺のキーウ州などに向けミサイルやドローン(無人機)を数回にわたり発射した。ウクライナ軍が27日未明に明らかにした。

地元当局によると、中部クリブイリフの民間施設が一掃された際に少なくとも1人が死亡した。

キーウ州軍当局は通信アプリテレグラムへの投稿で、夜間に防空システムを展開してキーウに向け飛来したミサイルやドローンを撃退したと述べた。

ロイター記者によると、キーウでは夜間に少なくとも3回の爆発があった。

ロシア軍は26日の大規模攻撃でウクライナ全土に向けて200発を超えるミサイルとドローンを発射。少なくとも7人が死亡し、エネルギー施設に被害が出た。バイデン米大統領は「常軌を逸している」と非難した。

27日の攻撃の規模はまだ不明だが、ウクライナ空軍は無人機群の発射や爆撃機と超音速迎撃機がロシアの飛行場から離陸したのを記録したと報告した。

ロシア国防省は26日の攻撃について、ウクライナの重要エネルギーインフラの「全ての標的」に命中したと表明した。