イーロン・マスクのツイッター買収資金融資が大手銀行の負担に…行員の給与にも影響（海外）
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、銀行にとってイーロン・マスクへのツイッター買収資金融資は、2008年以来最悪の取引になったという。
マスクが借り入れた130億ドルは、銀行のバランスシートの負債として計上されたまま、処理が進んでいない。
この融資は銀行で働く人々の給与を削り、他の取引への融資力を下げたとウォール・ストリート・ジャーナルは報じている。
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、銀行にとってイーロン・マスクへのツイッター買収資金融資は、2008年以来最悪の取引になったという。
マスクが借り入れた130億ドルは、銀行のバランスシートの負債として計上されたまま、処理が進んでいない。
この融資は銀行で働く人々の給与を削り、他の取引への融資力を下げたとウォール・ストリート・ジャーナルは報じている。
ウォール・ストリート・ジャーナル（WSJ）によると、イーロン・マスク（Elon Musk）へのツイッター（Twitter）買収資金の融資は、銀行にとって2008年の景気後退以降、最悪の取引になったという。
WSJは2024年8月20日、マスクがこのソーシャルメディア・プラットフォームの買収資金として借り入れた130億ドル（約1兆8850億円）の融資が、主に同社の業績不振のため、融資した7つの銀行のバランスシートに滞留したままになっていると報じた。
通常は債権を迅速に売却して帳簿から外し、売却に関連する手数料を回収する貸し手側にとっては異例のことだ。
モルガン・スタンレー（Morgan Stanley）、バンク・オブ・アメリカ（Bank of America）、バークレイズ（Barclays）などの銀行は、マスクの融資を22カ月間保有している。ウォール・ストリート・ジャーナルが引用したピッチブックLCD（PitchBook LCD）のデータによると、これは世界金融危機以降、銀行にとって最長の不良債権だという。
情報筋が同紙に語ったところによると、銀行が融資に応じたのは、現在でも世界有数の富豪の1人であるマスクがこの機会を非常に魅力的に見せたためだという。
