対ロシア越境攻撃「計画通り」 ゼレンスキー大統領が主張

AI要約

ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシア西部クルスク州への越境攻撃について順調であると述べた。

越境攻撃により、ウクライナはロシアの目論むスムイの占領を阻止し、ロシア軍の兵力分散に成功した。

ポーランドとリトアニアの首脳と共に、ウクライナの立場を強調したゼレンスキー大統領。

対ロシア越境攻撃「計画通り」 ゼレンスキー大統領が主張

 【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、ロシア西部クルスク州への越境攻撃について「複雑な作戦だが、計画通りに進んでいることが重要だ。いくつかの成果を上げた」と述べ、作戦は順調だと主張した。首都キーウ(キエフ)を訪問したポーランドのドゥダ大統領、リトアニアのシモニテ首相との共同記者会見で語った。

 先行して越境攻撃を仕掛けることで、ロシアが目論んでいたウクライナ北東部州都スムイの占領を阻止したと主張した。

 越境攻撃を受けて、ロシア軍は部隊をクルスク州に投入しているとして、ロシアの兵力を分散させることに成功したとの見方も示した。