米不足の日本に「タイ米」を 販路拡大のチャンスと捉える企業も

AI要約

タイ米の需要が高まる中、タイの会社が日本での販路拡大を目指している。

日本へのジャスミン米の輸出量が増加し、新型コロナ禍以降も上昇傾向にある。

タイの食文化や観光に関心が高まる中、タイ米の美味しさをより多くの人に知らせたいという意欲がある。

米不足によって外国産のコメへの注目が高まっているなか、タイでは、タイ米の販路を日本で拡大するチャンスと捉える企業も出てきています。

 タイで日常的に消費されるジャスミン米の日本への輸出量は、去年1年間でおよそ3300トンに上り、新型コロナ禍以降は上昇傾向です。

タイ米製造会社「ワンナポップ」 パッタンポン・タンヤワンCEO

「タイの食文化や観光に関心が出て来ているため、日本でタイ米の人気も高まっている」

 タイ米を製造している会社の担当者は、日本のコメ不足について、「タイ米の美味しさをもっと多くの人に知ってもらうチャンスだ」と話していて、今後、東京のほか、名古屋や福岡にも販路を広げたいとしています。