米民主党大会 ハリス氏が大統領候補指名受諾 バイデン氏に謝意

AI要約

米民主党の全国大会でハリス副大統領が女性初の大統領を目指すことを正式表明した。

ハリス氏は感謝と敬意を示し、母のインドからの移住や労働者階級地域での生活を紹介した。

ハリス氏は自身の多様性をアピールし、再選出馬断念を選んだバイデン大統領に謝意を表明した。

米民主党大会 ハリス氏が大統領候補指名受諾 バイデン氏に謝意

 米民主党の全国大会は最終日の22日、中西部イリノイ州シカゴの会場で、女性初の大統領を目指すハリス副大統領(59)が指名受諾を正式表明した。

 ハリス氏は受諾演説の冒頭、「私たちが共に歩んできた道を思うと、感謝の気持ちでいっぱいになる。歴史が示すように、あなたの記録は並外れたものだ」と述べ、再選出馬断念を自ら決めたバイデン大統領(81)に改めて謝意と敬意を示した。

 ハリス氏は、亡くなった母シャマラさんが19歳の時に出身地のインドから乳がん研究者を志して単身渡米したことを紹介。自身も労働者階級が多く住む地域で暮らしたことがあり、米国の多様性を象徴する出自をアピールした。【国本愛】