米・イスラエル代表団、ガザ停戦実現へ新たな協議開始
米国とイスラエルの代表団はガザの停戦に向けて新たな協議をエジプトで始めた。
交渉の争点はエジプトとガザ境界での警備問題で、ハマスはイスラエル軍の完全撤退を求めている。
停戦合意を巡り、交渉は不透明な状況にある。
[カイロ 22日 ロイター] - 米国とイスラエルの代表団は22日、パレスチナ自治区ガザの停戦に向けた新たな協議をエジプトの首都カイロで開始した。エジプトの治安筋2人が明らかにした。合意に向け、イスラエルとイスラム組織ハマスの意見の隔たりを埋めることを目指す。
エジプトと米国の当局者によると、交渉の争点となっているエジプトとガザ境界での警備を巡り妥協点を探っているという。ハマスはイスラエル軍の完全撤退を要求している。
カタールの代表団も23日に協議に参加する見通し。
停戦合意を巡っては、ブリンケン米国務長官が20日に中東3カ国の歴訪を終えたばかりだが、ハマスが合意案に応じなかったことから交渉の進展は不透明な状況となっている。