カイロ最古、病院の美麗史跡が修復完了 マムルーク朝の1420年に建設

AI要約

エジプト観光考古省は8月18日、1420年に建設されたカイロ最古の病院複合施設の1つであるビマリスタン・アル・ムアイヤド・シェイク病院など、複数の史跡の改修工事が数年かけて完了した。

ビマリスタン・アル・ムアイヤド・シェイク病院は1420年にマムルーク朝のスルタンによって建設されたカイロ最古の病院で、特徴的な外観やアラビア語の碑文で知られている。

修復作業を経て、史跡は近隣住民の文化的な行事に利用される予定である。

カイロ最古、病院の美麗史跡が修復完了 マムルーク朝の1420年に建設

エジプト観光考古省は8月18日、1420年に建設されたカイロ最古の病院複合施設の1つであるビマリスタン・アル・ムアイヤド・シェイク病院など、複数の史跡の改修工事が数年かけて完了した。この史跡は巨大なのこぎりの歯状のファサードや象嵌(ぞうがん)、アラビア語の碑文で有名。修復作業には米国国際開発庁(USAID)も協力した。エジプト考古学当局によると、近隣住民による文化的行事に使用される予定だ(ナレーションなし)。

カイロ最古の病院の遺構が、数年の修復工事を経て再開。

「ビマリスタン・アル・ムアイヤド・シェイク病院」という史跡で、マムルーク朝のスルタンが1420年に建設。

のこぎりの歯状のファサードや象嵌(ぞうがん)、アラビア語の碑文で有名だ。

エジプト最高考古評議会のイスマイル事務局長

「この場所はビマリスタン、つまり病院だった。地元コミュニティーに奉仕する施設だった。

修復後、近隣住民に奉仕するサービス施設として再利用し、文化的行事のために使用する予定だ」