米大統領選 無所属で出馬のケネディ氏が撤退しトランプ氏支持を検討 トランプ氏は役職用意の可能性示唆
AI要約
アメリカ大統領選挙の動向について、ケネディ氏が撤退しトランプ氏の支持に回る可能性が出てきた。
ケネディ氏の副大統領候補がハリス氏への勝利を危惧し、トランプ氏を支持する理由がある。
トランプ氏はケネディ氏を尊敬し、役職を用意する可能性を示唆。支持率は5%に留まっている。
秋のアメリカ大統領選挙に向けてハリス氏とトランプ氏の支持率が拮抗する中、無所属で出馬しているケネディ氏が選挙戦から撤退し、トランプ氏の支持に回る可能性が出てきました。
ケネディ氏が副大統領候補に選んだニコール・シャナハン氏は20日に公開されたインタビューの中でケネディ氏が選挙戦を続けた場合、トランプ氏の票を奪いハリス氏が勝利する可能性が高まるとの見方を示しました。
ケネディ氏が重視するワクチンの安全性などに関して、トランプ氏の方がより近い立場だという理由から、選挙戦から撤退し、トランプ氏の支持に回ることが検討されているということです。
CNNによりますと、トランプ氏はケネディ氏について「素晴らしい男だ尊敬している」と述べ、自身の支持に回れば大統領に返り咲いた際に政権内で役職を用意する可能性を示唆しました。
今月9日から13日にかけて行われたワシントン・ポストの世論調査では、ケネディ氏の支持率は5％にとどまっています。
ハリス氏とトランプ氏が大接戦を繰り広げれば、ケネディ氏を支持する数％の有権者が勝敗を左右しかねないだけにその動向に注目が集まっています。
