イラン革命防衛隊、イスラエル報復の先送り示唆 ガザ停戦交渉、見極めか

AI要約

イランの革命防衛隊報道官は、ハマス最高指導者の暗殺に対するイスラエルへの報復行動を先送りする可能性を示唆した。

報道官は、行動を起こす前に慎重に評価を行い、停戦交渉の結果を見極める考えを示した。

イスラエルとハマスの関係やガザの停戦交渉の進展によって、報復の時期が決まる可能性がある。

 【カイロ時事】イランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」の報道官は20日の記者会見で、イスラム組織ハマスの最高指導者暗殺を受けてイスラエルに宣言していた報復について、「長く待つ可能性がある」と語り、先送りを示唆した。

 国営メディアが報じた。

 報道官は「行動を起こす前に全ての側面を慎重に評価する」と説明。仲介国を通じたイスラエルとハマスによるパレスチナ自治区ガザの停戦交渉の行方を見極めて判断する考えとみられる。