韓国コンテンツの違法流通サイト 政府と警察庁が集中取り締まり実施

AI要約

韓国文化体育観光部と警察庁、インターポールが協力して違法コンテンツサイトの取り締まりを行うことを発表。

違法サイトは違法賭博やアダルトサイトへ誘導し、Kコンテンツの産業生態系を脅かしている。

これまでの取り締まりの成果や今後の取り組みについて文化体育観光部と警察庁が積極的な姿勢を示している。

韓国コンテンツの違法流通サイト 政府と警察庁が集中取り締まり実施

【ソウル聯合ニュース】韓国文化体育観光部は19日、警察庁と国際刑事警察機構(インターポール)と合同で、同日から12月末まで韓国コンテンツの著作権を侵害する違法サイトの集中取り締まりを行うと発表した。

 これらのサイトは海外にサーバーを置き、違法コンテンツをえさに利用者を違法賭博・アダルトサイトに誘導する。

 文化体育観光部の関係者は「違法サイトの運営者はクリエーターの正当な収益を奪い、Kコンテンツの産業生態系を脅かして違法賭博・アダルトコンテンツ関連の犯罪収益を共犯と分け合う経済事犯」と指摘した。

 同部と警察庁は2018年から著作権を侵害するサイトの合同取り締まりを実施。計211サイトを取り締まり、99人を検挙(12人を逮捕)した。昨年は映画・映像・ウェブトゥーン(縦読み漫画)の七つのサイト運営者を検挙し、八つのサイトを閉鎖した。インドネシアの捜査機関とも協力し、違法なインターネットマルチメディア放送(IPTV)サービスの運営者3人を検挙した。

 文化体育観光部の鄭香美(チョン・ヒャンミ)著作権局長は「警察庁と積極的に協力し、Kコンテンツの違法流通サイトを捜査して犯罪収益を遮断することでオンラインコンテンツ市場の公正な流通秩序を作りたい」と述べた。