ペートンタン首相が就任 新政権、月内にも発足 タイ

AI要約

タイの最大与党であるタイ貢献党のペートンタン党首がワチラロンコン国王から首相に任命された。

ペートンタン氏は前任のセター氏の失職を受けて首相に就任し、新政権が月内に発足する見通し。

任命式典では、ペートンタン氏が国の進歩や問題解決に意欲を示し、元首相のタクシン氏も式典に出席。

 【バンコク時事】タイの最大与党・タイ貢献党のペートンタン党首(37)が18日、ワチラロンコン国王から任命を受け、正式に首相に就任した。

 ペートンタン氏は、前職のセター氏が憲法裁判決で失職したのを受け、16日に下院で同国史上最年少の首相に選出されていた。親軍政党を含めた新政権は月内にも発足する。

 首都バンコクで行われた任命式典で、ペートンタン氏は「タイを前進させる。国民の生活を向上させるため、問題を解決する」と強調した。式典には同氏の父タクシン元首相も参加した。