ヒズボラが巨大な地下軍事施設公開 イスラエルをけん制

AI要約

レバノンの親イラン武装組織ヒズボラが16日、巨大な地下の軍事施設を公開。Imad4と呼ばれる施設には精密ミサイルなどが保管されている大きなトンネルがあり、直接攻撃可能なミサイル発射台も備えられている。

ヒズボラはイスラエルに対するけん制として施設を公開し、「イスラエルが攻撃すれば運命が待ち受ける」と主張。司令官殺害の報復としてイスラエルへの大規模攻撃を宣言しており、戦闘拡大の懸念が高まっている。

ヒズボラが巨大な地下軍事施設公開 イスラエルをけん制

レバノンの親イラン武装組織ヒズボラが16日、巨大な地下の軍事施設とみられる映像を公開しました。

映像で公開されたのは、「Imad4」と呼ばれる地下施設です。

施設には、数台のバイクが走れるほどの大きさのトンネルが備えられていて、ヒズボラは精密ミサイルなどの保管施設だとしています。

また、映像には地上につながる扉が映し出されていて、ミサイルを積んだトラックの発射台から直接攻撃可能であることを強調しています。

ヒズボラは「イスラエルがレバノンを攻撃したら、彼らが想像していない運命が待ち受けている」としていて、巨大な地下の軍事施設を公開することでイスラエルをけん制した形です。

ヒズボラは7月31日に司令官が殺害された報復として、イスラエルへ大規模な攻撃を行うと宣言していて、本格的な戦闘に拡大することが懸念されています。