アマゾンの森林火災、過去20年で最悪 3万7000件超

AI要約

ブラジルのアマゾン熱帯雨林では今年、これまでに3万7000件以上の森林火災が確認されており、最悪の状況となっている。

今年1月1日~8月13日に記録された森林火災の件数は3万7835件となり、2023年同期比で111%増加している。

アマゾン熱帯雨林は2019年の記録的な干ばつの影響で、火災が発生しやすい状況にある。

アマゾンの森林火災、過去20年で最悪 3万7000件超

【AFP=時事】ブラジルのアマゾン熱帯雨林では今年、これまでに3万7000件以上の森林火災が確認されており、ここ20年ほどで最悪の状況となっている。14日、公開された観測衛星のデータで分かった。

 今年1月1日~8月13日に記録された森林火災の件数は3万7835件。ブラジル国立宇宙研究所(INPE)によると、2023年同期比で111%増となった。

 1998年にデータ収集を開始して以降、同期間に記録された火災の件数が多かったのは2005年、04年、03年のみ。

 アマゾン熱帯雨林は昨年の6~11月に記録的な干ばつに見舞われたため、火災が発生しやすくなっている。【翻訳編集】 AFPBB News