台風7号、関東直撃のおそれ 2019年に匹敵? 東海道新幹線は計画運休の可能性も

AI要約

2019年の台風15号に匹敵する記録的な暴風雨をもたらす台風7号が関東に迫っている。JR東海は東海道新幹線の計画運休を検討中。

過去に台風15号が関東に上陸した際には、千葉県で住宅被害が相次ぎ、停電や交通機関の混乱が起こった。

台風7号が北上し、関東を直撃する可能性が高く、各種交通機関や施設は備えを強化している。

台風7号、関東直撃のおそれ 2019年に匹敵? 東海道新幹線は計画運休の可能性も

 首都圏で記録的な暴風雨となった2019年の台風に匹敵する台風7号が関東に近付いています。JR東海は東海道新幹線を16日から17日にかけて「計画運休をする可能性がある」と発表しました。

 これは2019年9月に、台風15号が関東に上陸した時の映像です。

 千葉県ではゴルフ練習場の金網が強風で倒れ、住宅を破壊しました。

 多くの住宅の屋根が飛ばされ、ブルーシートで覆った家が並ぶ町の光景も記憶に刻まれています。

 複数の鉄塔が倒れ、大規模停電も…。

 現在、発達しながら北上している台風7号は今週末、関東を直撃する恐れがあります。まさに、5年前の台風15号と同じ規模で近付く可能性があるのです。

 5年前には、都内でも至る所が大雨で冠水。鉄道各社の計画運休が相次ぎ、駅は入場規制で外に人があふれる事態となりました。

 高速道路も、通行止めや片側一車線の利用規制がかけられました。

 空の便にも欠航が相次ぎました。成田空港の映像では、ロビーには人があふれ、タクシー乗り場は長蛇の列。バスも運休し、行き場を失った多くの利用者が床に横になり、一夜を明かしました。

 ネクスコ東日本などは、16日には高速道路の通行止めを行う可能性があると発表。

 JR東海は、16日と17日に東海道新幹線の計画運休を行う可能性があると発表しています。

(「グッド!モーニング」2024年8月14日放送分より)