比海軍、先週の中国軍機の行動を「好戦的」と非難 南シナ海巡り

AI要約

フィリピン海軍は南シナ海のスカボロー礁での中国軍機の行動を非難。中国軍機が照明弾を投下し、好戦的な態度を示したと報告。

比海軍は国際法に反する行為として中国軍の振る舞いを批判。不測の事態を引き起こす危険性を指摘。

中国はスカボロー礁を実効支配する立場から、専門的かつ合法的に行動したと主張している。

[マニラ 13日 ロイター] - フィリピン海軍は13日、南シナ海のスカボロー礁(中国名・黄岩島)上空での中国軍機による先週の行動は「強圧的、好戦的、欺瞞的」だったと非難した。

フィリピン側によると、同国の軍用機が8日、定期的なパトロールを行っていた際、2機の中国軍機が進路上に照明弾を投下した。

比海軍のロイビンセント・トリニダッド少将はブリーフィングで、このような行為は国際法が適用される場にはふさわしくないとし、不測の事態を引き起こす危険性を高めるものだと指摘した。

スカボロー礁を実効支配する中国は、専門的かつ合法的に行動したと反論している。