マスク氏とトランプ氏対談配信できず 「サイバー攻撃受けた」と説明

AI要約

11月の米大統領選で返り咲きを目指す共和党のドナルド・トランプ前大統領がイーロン・マスク氏のインタビューに応じるも、配信時間にアクセスの問題が生じる。

マスク氏は大規模なDDoS攻撃を受け、配信に遅れが生じるも、対策を講じて聴取者に内容を提供する意向を示す。

Xの配信機能には過去に共和党候補指名争いで接続の不安定さが報告されており、トランプ氏のインタビューもその影響を受けた形となった。

マスク氏とトランプ氏対談配信できず 「サイバー攻撃受けた」と説明

 11月の米大統領選で返り咲きを目指す共和党のドナルド・トランプ前大統領が実業家のイーロン・マスク氏のインタビューに応じ、12日夜(日本時間13日午前)にX(ツイッター)で配信される予定だったが、配信時間になっても視聴できない状況が続いた。2500万件を超えるアクセスが殺到した影響だとみられ、トランプ氏のXのアカウントはアクセスしにくい状況が続いた。

 マスク氏は配信予定時間が過ぎた後、Xへの投稿で「(大量のデータを送りつけて接続を妨害する)大規模なDDoS(ディードス)攻撃があったようだ。対策を講じている」と説明。さらに配信予定から約30分後に「聴取者を絞って配信する。事後に未編集の音声を公開する」と述べた。

 Xの配信機能を巡っては、共和党候補指名争いで南部フロリダ州のロン・デサンティス知事が出馬表明時に利用としようとしたが、アクセスが殺到して接続が不安定だったことがある。【ワシントン秋山信一】