サイバー犯罪防止へ新条約 国連で初、捜査協力促進
国連はサイバー犯罪を防止し、捜査や司法手続きの国際協力促進を目的とした新条約を採択した。
条約は国連総会で正式に承認され、40カ国が批准してから発効する予定。
これは国連で初めてのサイバー犯罪対象の条約で、欧州評議会の同種の条約とは異なる。
【ニューヨーク時事】国連は8日、サイバー犯罪を防止し、捜査や司法手続きの国際協力促進を目的とした新条約を採択した。
近く国連総会で正式に承認され、40カ国が批准した後に発効する。
サイバー犯罪を巡っては、欧州評議会が2001年に同種の条約を採択。日本など約75カ国が締結しているが、国連でサイバー犯罪を対象にした条約が採択されるのは初めて。