ヒズボラ、イスラエルへのロケット砲射撃再開 司令官殺害を巡り

AI要約

レバノンの親イラン武装組織ヒズボラがイスラエル軍に対するロケット弾と砲撃攻撃を再開した。ヒズボラはイスラエル軍機に対して地対空ミサイルを発射し、砲撃とロケット弾攻撃を実施。一方、イスラエル軍は迎撃とヒズボラ戦闘員攻撃を行った。

イスラエルと米国は、ヒズボラがゴラン高原のサッカー場へのロケット弾攻撃を否定しており、対立が続いている。

両軍の攻防は続いており、状況は緊迫している。

ヒズボラ、イスラエルへのロケット砲射撃再開 司令官殺害を巡り

[ベイルート 2日 ロイター] - レバノンに拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラは2日、イスラエル軍に対するロケット弾と砲撃による攻撃を再開した。イスラエルによるヒズボラ司令官殺害を受けた。

ヒズボラは、レバノン領空を夜間に飛行していたイスラエル軍機に地対空ミサイルを発射し、同軍機を撃退したと発表。また、イスラエル北部の軍事拠点に対して砲撃とロケット弾攻撃をそれぞれ2回実施したとした。

一方、イスラエル軍は声明で、レバノンからイスラエル占領下のゴラン高原に飛来した航空目標の迎撃に成功したほか、レバノン南部でヒズボラの戦闘員2人を攻撃したと発表した。

イスラエルと米国は、ゴラン高原で先月27日、子どもを含む12人が死亡したサッカー場へのロケット弾攻撃はヒズボラによるものだと主張しているが、ヒズボラはこれを否定している。