インドネシア金融当局、地政学リスク注視=財務相

AI要約

インドネシアの第2・四半期の経済成長率が5%に鈍化した可能性が高いと財務相が述べた。

第2・四半期は家計消費、投資、輸出改善が経済成長の原動力となった可能性が高いと述べられた。

金融当局は地政学的な動向を注視し、中東情勢の緊張などのリスクに対処するために協議を行っている。

インドネシア金融当局、地政学リスク注視=財務相

[ジャカルタ 2日 ロイター] - インドネシアのスリ・ムルヤニ財務相は2日、同国の第2・四半期の経済成長率が5%にやや鈍化した可能性が高いと述べた。国内経済に悪影響を及ぼし得る地政学的な動向を金融当局が注視しているとも発言した。

第2・四半期は家計消費、投資、輸出改善が経済成長の原動力となった可能性が高いとしている。他の規制当局との共同会見で述べた。

同相によると、金融当局は中東情勢の緊張、ウクライナ戦争、海外の選挙など、インドネシア経済に悪影響を及ぼし得るリスクを想定するため、地政学的な動向について協議した。

今年の経済成長率は5─5.2%と予想されている。